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新『ゴーストバスターズ』中国マネー得られず 上映なしに

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中国はノーゴーストに - 『ゴーストバスターズ』に出演しているケイト・マッキノン
中国はノーゴーストに - 『ゴーストバスターズ』に出演しているケイト・マッキノン - Barry King / Getty Images

 1980年代にヒットした人気ホラーコメディーシリーズを、装い新たによみがえらせた映画『ゴーストバスターズ』(2016)の中国での上映が見送られたと The Hollywood Reporter が報じている。

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 アメリカに次ぐ映画市場となった中国だが、いまだに検閲や年間の外国映画上映本数の制限は続いている。これまでにも検閲の結果、上映が見送られたケースは多々見られ、最近だとアメリカで興行収入3億6,300万ドル以上(約363億円・1ドル100円計算)の大ヒットを飛ばした『デッドプール』が「暴力とヌード、言葉遣い」が問題視され上映禁止に。そのほかには『ダークナイト』『ノア 約束の舟』『ブロークバック・マウンテン』などが中国での上映が拒否された。

 The Hollywood Reporter によると、「カルトや迷信を促進するような作品」に同作が該当した可能性が高いよう。これまでに同じ理由で上映を禁止された作品には『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』など。だが上映がなくなった理由は検閲のせいだけではないという見方もあるよう。中国の映画関係者は同メディアに、『ゴーストバスターズ』(1984)、『ゴーストバスターズ 2』は中国で劇場公開されなかったため、中国の人々はまずシリーズ自体になじみがなく、収益が見込みづらいと判断されたケースも考えられると語ったという。日本では、新『ゴーストバスターズ』は8月19日に公開される予定。(編集部・井本早紀)

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