桐谷健太、ゾウにまたがり王者のどや顔ガッツポーズ
ターザンの日本語吹き替え版声優を務めた俳優の桐谷健太が、20日、都内で行われた映画『ターザン:REBORN』のジャパンプレミアに出席。映画でターザンの親友としてゾウが登場することから、会場にメスのアジアゾウのランディがスペシャルゲストとして駆けつけると、桐谷はランディに夢中に。ランディに乗ってガッツポーズをしてみせたり、「ターザンREBORN!」と雄たけびを上げたりと一通りはしゃぎながらも、おっとりしたランディをまじまじと眺めて「好きやねん、女の子。めちゃくちゃ!」と照れ笑いを見せた。
この日登場したランディは1980年生まれで桐谷と同じ歳。桐谷は「ランディは女の子。リハーサルで仲良くなったんですけど、目が優しくてちょっとやきもち焼きな女の子」とすっかり打ち解けた様子でランディを紹介していた。
また吹き替え版声優として、本作のロサンゼルスプレミアにも足を運んだことを明かすと、笑みを浮かべつつ「街全体が映画を盛り上げる雰囲気がすごくありました。でも、カメラマンさんたちは僕を見て『誰?』って感じでしたね」とアウェーの空気を感じたことを告白。だがそこでひるむような桐谷ではなかったようで、「誰よりもターザンのマネをして『ジャパンターザン!』ってやっていたら、向こうのカメラマンの人たちがどんどん撮り始めて……」とのこと。「完全にアウェーなんですけどすごくうれしかった。いろんな地元のサイトで掲載されたりしたんです。(現地のノリは)自分のノリとも合うなって。英語がしゃべれたら(海外進出も)あるなって。向こうの作品にも出られたらうれしい」と頬をゆるめながら今後の野望をのぞかせた。
本作は、桐谷にとって実写吹き替え初挑戦作。桐谷は「自分が芝居をしてやるんじゃなくて、画(え)にあわせてやっていく難しさはあったけど、その分すごく楽しかった」と語ると、「アレックス(アレキサンダー・スカルスガルド)の顔がだんだん自分に見えてくるんです。試写を見たら、俺っていう感じがなく、ターザンとして見られた。役柄にもハマった感じがあった」と自信満々で述べていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ターザン:REBORN』は7月30日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか2D / 3D全国公開