ピクサー新作『アーロと少年』が2週連続首位!『さらば あぶない刑事』が9位に初登場
週間レンタルランキング
7月18日付のTSUTAYAレンタルDVD/ブルーレイランキングは、ピクサーの新作アニメーション『アーロと少年』が2週連続で首位を獲得した。
【本編映像】かけがえのない友達、恐竜アーロと少年スポットの成長物語
本作は、畑を耕し鳥を飼って生活をする草食恐竜一家の末っ子アーロが主人公。兄や姉と比べて体が小さく、怖がりで弱虫の彼は父の期待に応えようと毎日頑張っていたが、ある日事故で川に流され家族と離ればなれになってしまう。迷子のアーロを救ったのは、小さいけれど勇敢な人間の少年スポット。2人は家族が待つ故郷を目指して冒険を繰り広げる。製作総指揮は『トイ・ストーリー』の監督として知られるジョン・ラセター、監督はピーター・ソーンが務めた。
先週7位に初登場した『マネー・ショート 華麗なる大逆転』はワンランクアップの6位。バブル崩壊を確信し逆張り(相場動向と反対の売買行動)する4人はいわばウォール街のアウトサイダー。彼らの批判的な視点から、バブルに浮かれる金融関係者の狂乱ぶりとインチキぶりを、ユーモアを交えて娯楽色たっぷりに描いている。やや難解な金融商品の仕組みを解説するシーンが所々で挿入され、普通の観客にもわかりやすい。変わり者のヘッジファンドマネージャーにクリスチャン・ベイル、金融機関に不信感を持ちキレやすいヘッジファンドマネージャーにスティーブ・カレル、若き銀行家にライアン・ゴズリング、今は一線を退いた伝説の銀行家にブラッド・ピットとアカデミー賞受賞&ノミネート歴のある芸達者がずらりと顔をそろえている。
初登場9位は『さらば あぶない刑事』。舘ひろし演じるダンディー鷹山(タカ)と柴田恭兵扮するセクシー大下(ユージ)が活躍する刑事ドラマの劇場版7作目にして最終編。定年退職まであと5日となったタカ&ユージが、横浜で暗躍する中南米マフィアに立ち向かう。またシリーズおなじみの浅野温子、仲村トオル、木の実ナナらオリジナルメンバーも集結、さらにゲストとしてタカの婚約者を菜々緒、マフィアのボスを吉川晃司が演じている。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)
1位『アーロと少年』(1位)
2位『オデッセイ』(2位)
3位『X-ミッション』(4位)
4位『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(3位)
5位『ザ・ブリザード』(5位)
6位『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(7位)
7位『orange-オレンジ-』(8位)
8位『ドラゴン・ブレイド』(6位)
9位『さらば あぶない刑事』(初登場)
10位『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(11位)
今週は20日に『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』がレンタル開始となる。『アーロと少年』が3週連続首位獲得なるかに注目したい。(取材・文:相良智弘)