ジョン・F・ケネディ弟のスキャンダル映画化 父親役が決定
アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』や『ヘイトフル・エイト』のブルース・ダーンが、ケネディ家を題材にした映画『チャパキディック(原題) / Chappaquiddick』で、ジョン・F・ケネディ元大統領の父親ジョセフ・P・ケネディを演じることになったとDeadline.comが伝えた。
本作は、ジョセフの9番目の子で、ジョン・F・ケネディや元司法長官のロバート・ケネディの弟にあたるエドワード・ケネディが起こした、チャパキディック事件と呼ばれる自動車事故を描く作品。
友人のパーティーに出席していたエドワードは、マリー・ジョー・コペクニという女性とともに会場を車で抜け出すが、本来なら車は通行不可の橋を渡り転落、自身は脱出でき命拾いしたもののコペクニは死亡。当時、飲酒運転や不倫疑惑も含め、ケネディ家のスキャンダルとなった。
主演のエドワード役には映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のジェイソン・クラーク、コペクニ役には映画『オデッセイ』のケイト・マーラが決まっている。撮影は、今年9月開始予定。(鯨岡孝子)