90%は死亡、9%は奇形のジョーカーに…
テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者ジョージ・R・R・マーティンのSF小説「ワイルド・カード」シリーズが、テレビドラマ化されるとジョージが自身のlivejournalで発表した。
それによると、ユニバーサル・ケーブル・プロダクションズが「ワイルド・カード」シリーズのドラマ化権を取得したとのこと。早ければ1、2年で放送がスタートし、今後、連動するシリーズになっていく可能性もあるという。
TV Line などによると、「ワイルド・カード」シリーズはアメリカで現在までに22巻が出版されており、今月中に23巻が発売されるそう。1946年にマンハッタン上空で巻かれた地球外ウイルスが、全世界に広がり、黒のクイーンを引いた形となった90%は死亡。9%は奇形のジョーカーとなり、エースを引いたラッキーな1%は特別な力に恵まれ、世界は大きく変わってしまうという設定だという。
ジョージは「ゲーム・オブ・スローンズ」を製作、放送している米HBO局と専属契約を結んでいるため、「ワイルド・カード」のドラマ化には一切関わらないとのこと。代わりに長年、彼の編集アシスタントを務めているメリンダ・M・スノッドグラスがエグゼクティブプロデューサーを務めるそうだ。(澤田理沙)