前田敦子「ほん怖」初主演!絶叫ビジュアル公開
女優の前田敦子が20日に放送されるホラー・オムニバスドラマ「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016」で、本シリーズに初主演することが決定した。
前田が出演するのは、鹿賀丈史と父娘役で共演するエピソード「夏のしらせ」。父の反対を押し切って上京したものの7年経っても思うような人生を送れないヒロイン・朋子(前田)がある日、関係を修復する前に他界してしまった父の存在を感じるようになる……という物語。朋子は父が自分を呪って“出て来た”と思い込むが、その真相は……? 今回ビジュアルがお披露目となった絶叫顔に加え、父への後悔の念に苦悩する表情、悲しみをたたえた表情など前田のさまざまな表情を堪能できる“泣けるホラー”となっている。
前田は、“ほん怖”初出演にあたり「小さい頃、『ほん怖』はいつも楽しみにしていました。わたしにとって夏休みの思い出として記憶に残っている作品です。怖いので、見る前にお風呂に入ってすぐに寝られる準備をしてから見ていました」と少女時代の思い出を告白。前田に出演をオファーした後藤博幸プロデューサーは「アイドルから完全な一人の女優となり新たな輝きを放っている前田敦子さんに、今回の怖さの中にも切なさがにじみ出る難しい役をぜひ演じていただきたいと思いお願いいたしました」とその意図を明らかにした。
前田は『リング』(1998)のJホラーの鬼才・中田秀夫監督作『クロユリ団地』(2013)や、昨年4月に放送された「世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」でも迫真の絶叫クイーンぶりが話題を呼んだ。
その他のエピソードは、生田絵梨花、生駒里奈ら乃木坂46が主演を務める「もう1人のエレベーター」、「病棟の看取り図」(武井咲主演)、「流動する禍」(バカリズム主演)、「誘う沼」(柳葉敏郎主演)、「押し入れが怖い」(中島健人主演)を予定。(編集部・石井百合子)
「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016」は8月20日午後9時~11時10分、フジテレビ系にて放送