岡田将生、27歳に!ファン400人を前に大感激
俳優の岡田将生が自身の27歳の誕生日である8月15日に、都内で行われた自身初の単行本「未来の破片」発売記念会見&トークショーに出席、約400人のファンから、黄色い歓声を投げかけられた岡田は「スターみたい!」と無邪気に喜んだ。
鳴りやまない拍手と歓声の中、登壇した岡田は「来ていただいてありがとうございます」とあいさつ。さらに、「誰も来ないんじゃないかと思っていたのでうれしい。スターみたい! すごいわ……感情表現が下手くそで伝わってないかもしれないですけど、うれしいんですよ」と言葉を並べて感激しきり。そして、「(恥ずかしくて会場を)あまり見られない……」と言いつつ、本の見どころなどを紹介した。
本書は、岡田将生の20歳から現在まで、7年間のパーソナルな軌跡を閉じ込めた初の単行本となる。雑誌「CUT」「anan」「MEKURU」で発表した連載を再構成したものや、生い立ちを語るロングインタビューなどを掲載。未公開の写真もたっぷり収録されており、あどけなかった表情が徐々に大人になっていく様は、まるでプライベートアルバムのようだ。
「自分が(本を)出すとは思っていなかったのでうれしいですけど、ちょっと恥ずかしい」とハニカミながらも、こだわりが詰まった本書に自信をのぞかせる岡田は、特に表紙と裏表紙にこだわったのだとか。「(写真は)ノスタルジック系の気に入ったものにしたかった」そうで、大満足の仕上がりに「よかったぁ」と安堵の表情。インタビューパートは、「あまり自分のことを話したくない中、子供の時に形成された性格や生い立ちをさらけ出して書いてもらったので、お恥ずかしい」とうつむくも、「僕のことを80%くらいわかってもらえるんじゃないかな」とアピールした。
この日、27歳の誕生日を迎え、サプライズケーキとファンからバースデーソングを贈られた岡田は、「いやぁ、年取ったな~」としみじみ。また、イベント中に岡田の言動に「カワイイ」と反応するファンが多くいたため、「カワイイって言われる年齢じゃない」と諭しつつ、「これからもいろんなことを皆さんに伝えていけるように、仕事にまい進していこうと思っております」と役者として更なる飛躍を誓った。(取材/錦怜那)
「未来の破片」(3,200円+税)は8月25日発売予定