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外国のオタク・同人活動ってどうなっているの?【コミケ90】

コミックやゲーム愛にあふれていた参加者たち - 「世界コスプレサミット2016 コラボレーション in コミックマーケット90」イベントにて
コミックやゲーム愛にあふれていた参加者たち - 「世界コスプレサミット2016 コラボレーション in コミックマーケット90」イベントにて

 12日、東京ビッグサイトで開催中の世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット90」(以下、コミケ)と世界コスプレサミットがコラボしたイベント「世界コスプレサミット2016 コラボレーション in コミックマーケット90」が行われ、各国から訪れたコスプレイヤーたちがそれぞれの国の同人事情について明かした。常に熱気を肌で感じている彼らの言葉から、国によって異なる同人活動をのぞく。(編集部・井本早紀)

インド代表:ゲーム「BLAZBLUE / ブレイブルー」のコスプレで参加
「インドでは(同人)イベントが2~3年前から人気になり、一番大きなイベントとしてはコミコン(Comic Con India)があります。コミックス系のキャラクターが人気で、スタント系の戦う動きなどが人気ですね」

メキシコ代表:アニメ「天元突破 グレンラガン」のコスプレで参加
「メキシコで一番大きいイベントはTNTエキスポ(Expo TNT)というイベントです。メキシコシティで開催され、4万人くらいが参加するイベントで、これまでに屋内の会場で何回も行われています。そんなに会場は広くはないですが、高さはある建物でするんです。日本との違いは、規模の大きさが一番の違いだと思います。コミケはパッと見ただけで会場に100万人はいるんじゃないかと思ってしまいます」

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オーストラリア代表:アニメ「ラブライブ!」のコスプレで参加
「オーストラリアにはいくつかのイベントがあり、スマッシュ(SMASH!)という日本のアニメや漫画を中心に行っているイベントもあります。そのほかにもスーパーノヴァ(Supanova Pop Culture Expo)やコミコン(Oz Comic-Con)という、アメコミなども扱っているイベントでコスプレをしたりしていますよ。コミケは今回初めて参加しましたが、同人のクオリティーにまず驚きました。少しだけですが見る時間がありまして、これほどみなさんが努力し素晴らしい同人を作っているところを、直接自分の目で見るという良い経験をさせてもらいました」

ドイツ代表:アニメ「ラブライブ!」のコスプレで参加
「ドイツにはコミケほど大きいイベントはありませんが、一番長く行っているものだと、13~14年ほど続いているコンニチ(Connichi)というイベントがあります。2万3,000人くらいの人が参加しています。コスプレはいろんな場所でしていますが、コンニチの会場には庭があり、コスプレをしながらピクニックしたりご飯を食べたり、語り合ったりしています。同人に関しては、ドイツでは法律上、キャラクターをまねてコピーすることは禁止とされています。そのため同人誌はあまりないんです」

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スウェーデン代表:ゲーム「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」のコスプレで参加
「スウェーデンの同人イベントとして一番大きいのは、ストックホルムで行われるコミコン(Stockholm Comic Con)ですね。4~5万人くらいが集まります。イベントの中心は、ゲームや映画、俳優、SFなどで、アニメは(それらがある上での)一部として扱われています。でもナルコン(Narcon)という、漫画や料理など日本の文化を扱っているイベントもあるんですよ。そのイベントに参加している63%の人はコスプレをしています」

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