ジョージ・ルーカス、R2-D2俳優の死を悼む「心であり魂だった」 映画界から追悼の声続々
映画『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが、R2-D2役で知られるイギリス人俳優ケニー・ベイカーさんの死を悼んだ。
小人症による112センチの低い身長を生かして活躍してきたケニーさんは、R2-D2役のほか、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』ではスピーダー・バイクを盗むイウォークのパプルー役も務め、ファンから愛されてきた。近年は体調がすぐれず、現地時間13日に81歳でこの世を去った。
ルーカスは「ケニー・ベイカーさんは真の紳士であるのと同時に、過酷な環境でも常に全力を尽くす素晴らしい兵士でもありました。皆をいつでも笑顔にした才能のある俳優で、ケニーさんはR2-D2の心であり魂でした。全てのファン、そして彼を知る誰もがケニーさんの死を惜しむでしょう」と「スター・ウォーズ」の公式サイトに追悼文を寄せた。
ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルも「さようなら、ケニー・ベイカーさん。生涯にわたる誠実な友人で、彼の楽観主義と意志の強さが大好きでした。彼こそ、僕が求めていたドロイドでした」、オビ=ワン・ケノービ役のユアン・マクレガーも「この知らせを聞いてとても残念です。ケニーさんと働くのはすてきでした」とツイート。テレビドラマ「SPACED ~俺たちルームシェアリング~」に『スター・ウォーズ』シリーズへの愛を詰め込んだ俳優のサイモン・ペッグやエドガー・ライト監督をはじめ、Twitterには追悼のメッセージがあふれている。(編集部・市川遥)