新ゴーストバスターズ、とにかく上手い!ビル・マーレイとの共演に大感激
1984年の大ヒットコメディー『ゴーストバスターズ』を『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のポール・フェイグ監督がリブート、4人の主人公に大抜擢されたクリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズがオリジナルキャストとの共演について語った。
フェイグ監督とのタッグは4度目となるメリッサはじめ、フェイグ監督から「今、最も面白い俳優を選んだ」とお墨付きをもらった4人は、ゴーストバスターズを演じることに大感激の様子。それもそのはず、オリジナル版でゴーストバスターズ役を務めたのは、ビル・マーレイにダン・エイクロイド、故ハロルド・ライミスなどコメディー史上に名を残す俳優たち。さらに本作には、そのオリジナルメンバーがカメオ出演しているからだ。
中でもビルは、4人との本格的な共演シーンが用意されており、レスリーは「もうビビッちゃった! 彼は本当に上手いわ」と撮影を振り返った。
その時の思いを、言葉でどのように伝えるか。しばし考え込んだケイトは「例えて言うなら、生涯の夢としてシスティーナ礼拝堂(ローマ教皇公邸にある礼拝堂)の絵画(ミケランジェロによる天井画が有名)を見たいと思っていた人が、やっと行くことができて天井を見上げ『うわーっ!』となっているみたいな感じ。それくらい偉大な人なのよ!」と感激のほどを表した。
またオリジナルキャストだけでなく、バスターズの受付係ケヴィンを『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワースが演じているのも話題。ゴージャスで、女バスターズのマスコットボーイ的な存在となるおバカキャラはクリスが自ら、ノリノリで作り上げたという。
そんなクリスについてクリステンは「彼ったら信じられないくらいおかしくて、とっても優しいのよ。一番難しかったことの1つが彼との共演シーンだわ。笑いすぎちゃうから」と大絶賛。メリッサが「無駄にしちゃった映像もたくさん。ごめんねポール(・フェイグ監督)」と謝罪してみせる様子からも、現場の盛り上がりが目に浮かぶようだった。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)
映画『ゴーストバスターズ』は8月19日より全国公開