「オリバー・ツイスト」を犯罪ドラマ化
米NBC局が、英国の文豪チャールズ・ディケンズの小説「オリバー・ツイスト」の犯罪ドラマ化を企画していると The Hollywood Reporter が報じた。
「ツイスト(原題) / Twist」は現代を舞台にしたセクシーなドラマになるとのこと。生活が苦しい20代の女性(ツイスト)が、一風変わった社会ののけ者グループとめぐり合い、自分の居場所を見つけるという。彼らはそれぞれが持つユニークな技術で金持ちの犯罪者を倒していくことになるそうだ。
刑事ものではないようだが、同サイトは Procedural Drama(プロシージュアルドラマ)になると説明。プロシージュアルドラマとは、「CSI:科学捜査班」「Law & Order ロー&オーダー」のように、刑事や医師、科学捜査班や弁護士などのプロが問題解決に取り組む、主に一話完結型のものを指している。原作から推測すると「ツイスト(原題)」の場合は、盗みのプロが段階を追って金持ち犯罪者を倒していくストーリーになりそうだ。
先日はFOX局がアーサー王物語を警察ドラマにする企画を発表したばかり。映画をテレビ版にリメイクすることが続いていたハリウッドだが、次はクラシック小説のドラマ化へと変わってきているようだ。(澤田理沙)