「名探偵モンク」俳優、Amazonドラマで会話を最小限に抑えることがモットーの知識人に
米テレビドラマ「ギルモア・ガールズ」のクリエイター、エイミー・シャーマン=パラディーノが手掛けるAmazonドラマ「ザ・マーベラス・ミセス・メイゼル(原題) / The Marvelous Mrs. Maisel」のパイロット版に、「名探偵モンク」のトニー・シャルーブがキャスティングされたとTVLineが報じた。
【本編映像】トニー・シャルーブ声の出演『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』
1950年代を舞台にした同ドラマの主人公は、ミリアム・メイゼル(通称ミッジ)。大学を卒業し、夫を見つけ、子供を産んで、エレガントなマンハッタンのアパートでディナーパーティーを開く人生を思い描いていたが、予想外のことが起こり、スタンドアップ・コメディアンになってしまう。
トニーが演じるのはミッジの父親エイブ。学者で知識人の彼は本と事実がすべてで、モットーは会話を最小限に抑えることだという。ミッジ役は「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のレイチェル役でエミー賞にノミネートされたレイチェル・ブロズナハンが務める。
トニーとレイチェルのほかには、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」でベニーを演じたマイケル・ゼゲンも出演するとのこと。彼はミッジの夫ジョエルを演じるそう。自信家でチャーミングな彼は、みんなから注目を浴びることが大好きな人物。父親の会社で安定した仕事をしているが、夢はスタンドアップ・コメディアンになること。その夢が実現不可能だとわかった彼は、ほかの女性の元へ走ってしまうようだ。
Amazonはこれまで、シリーズ化が決まる前からパイロット版を配信することがあるため、日本でも視聴ができるかもしれない。(澤田理沙)