『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』スピンオフがテレビシリーズに!来年放送
ニュージーランドの首都ウェリントンで共同生活を送るヴァンパイアたちを主人公にしたコメディー映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』のスピンオフテレビシリーズが制作され、2017年にニュージーランドで放送されることが明らかになった。NZ on Air が発表した。
『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』は、ヴィアゴ(379歳)、ディーコン(183歳)、ヴラド(862歳)、ピーター(8,000歳)というシェアハウスで暮らす4人のヴァンパイアの姿を追ったモキュメンタリー。ヴァンパイアたちが郊外のパブでハメを外したりと自由気ままに暮らすさまをコミカルに映し出し、多くのファンを獲得した。ヴィアゴ役で出演し、監督の一人でもあるタイカ・ワイティティはこの後、マーベル映画『ソー:ラグナロク(原題) / Thor: Ragnarok』の監督に抜てきされるなど大出世を果たしている。
今回制作されることが決まったスピンオフのタイトルは「パラノーマル・イベント・レスポンス・ユニット(原題) / Paranormal Event Response Unit」。『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』に登場した警察官のカレンとマイクの姿を全6話で描く。ワイティティ監督は「モルダーとスカリー(「X-ファイル」)のようなものだと考えてみて。でも、舞台は何も起こらない国なわけ」とツイートしている。
『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』に関してはヴァンパイアたちの宿敵である狼男たちをメインに据えた続編の話も持ち上がっていたが、スピンオフテレビシリーズの方が先に実現することになりそうだ。(編集部・市川遥)