東出昌大、夢見るアナキストに!女力士にスポット当てる『64』瀬々監督の最新作
映画『64-ロクヨン-』シリーズの瀬々敬久監督の最新作『菊とギロチン』の主要キャストが発表され、関東大震災時に活動したアナキストグループのリーダー役として俳優の東出昌大(28)が出演することが明らかになった。
本作は瀬々監督が長年あたためてきた意欲作。第1次世界大戦の大正時代を舞台に、農村を中心に活況を呈していた「女相撲興行」の力士たちと、格差のない理想世界を夢見る若きアナキストたちの出会いを軸に描く、ロマンスとアクション、社会風刺も加えた骨太作品。2017年に公開予定で、10月7日から京都・滋賀などで撮影を開始している。
本作の主人公である女相撲力士“菊”役は、長期にわたるオーディションの結果、約300名の応募者の中からドラマ「時をかける少女」などの木竜麻生(22)が抜てき。彼女にとっての初主演作品となるとのこと。そして東出は、アナキストグループ「ギロチン社」のリーダー中濱鐡として登場する。
そのほかにも女相撲力士の十勝川役で韓英恵、アナキストの古田大次郎役に新人俳優の佐藤寛一郎が決定。また渋川清彦、山中崇、井浦新、大西信満、嘉門洋子、山田真歩、嶋田久作、菅田俊、宇野祥平、嶺豪一、川瀬陽太らが出演するという。(編集部・井本早紀)
映画『菊とギロチン』は2017年に公開予定