乃木坂・橋本奈々未、ホントの引退理由を激白!ネット上で感動の声
来年2月を目安にグループを卒業し、芸能界を引退することを発表した乃木坂46の人気メンバー、橋本奈々未(23)が30日深夜に放送されたバラエティー番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)でその理由を赤裸々に語った。
先日、ラジオ番組で「今23歳ですけれども、誕生日を迎えて24歳になったころには、普通の女性として生きていこうと思っています」と芸能界引退を宣言した橋本。番組の司会を務めるバナナマンの設楽統から「何かしら(芸能活動を)やりたいという気持ちはなかったんだ?」と聞かれると、「自分が表に立ってというよりは、どちらかというと誰かをサポートするお仕事の方が自分に合っているんじゃないかって」と語った。
また、「これを成し遂げたから卒業みたいなものはあったの?」と卒業理由を問われると、「もともと(乃木坂に)入ったのが本当にお金(が理由)だったんです」と告白。「実家が貧乏で、水道止まる、ガス止まるみたいな。でも一人目(長女)だからいろいろしてくれたんです。わたしのせいで弟にまでまわる余裕があるのかって思ったときに、なんとかしなきゃと」と涙ながらにアイドルになった理由を振り返った。
さらに「ある程度、めどがついた感じなの?」と聞かれると、「弟も大学にちゃんと行けて、今大学1年生なんですけど、彼も勉強頑張ってくれて、学費免除になったんです。あと4年あるんですけど、勉強さえがんばってくれればたぶん大丈夫」と現状を語り、去年卒業を意識しだしたときに母親から「今までごめんね。もう無理しないで、好きな事をしてください。弟もだいぶ自立してくれるようになってきたし、わたしもわたしで生活できるから」と手紙をもらったことを明かした。
一部では「結婚が理由か」ともいわれていたが、それについては「しないです。(相手も)いないです」と否定。これまで応援してくれたファンに対しては「(今後)芸能活動をしないとなると、人によっては『なんで俺はおまえのこと応援していたんだ』って思うかもしれない。そこはすごく申し訳ない」と謝罪しながら、「今この場所にわたしがいるのはその人たちのおかげ。この先、みなさんにとってのわたしはないかもしれないけど、わたしにとってはずっとい続ける。その人たちの力がなかったらこの先にも進めなかった」と感謝していた。
放送後、ネット上では「こんな人がいたんだ。尊敬できるレベル」「家族のために働くなんて、この若さでなかなか出来る事じゃない」「裕福ではなかったかもしれないが、ご両親は立派な子供を育てられた」など感動の声が相次いでいる。(編集部・中山雄一朗)