綾瀬はるか「精霊の守り人」平幹二朗さん代役に鹿賀丈史 想い受け継ぎ、魂込める
NHKは31日、女優の綾瀬はるかが主演を務める大河ファンタジー「精霊の守り人」に出演し、22日に亡くなった俳優・平幹二朗さんの同ドラマでの代役を鹿賀丈史が務めることを明らかにした。平さんとの共演経験もあるという鹿賀は、「平さんの想いを受け継ぎ、魂込めて務めさせていただきます」と決意を表明している。
同ドラマは上橋菜穂子による異世界ファンタジー小説「精霊の守り人」ほか「守り人」シリーズを基にした作品で、壮大なストーリーが放送期間3年(全22回)にわたって描かれる。平さんは天体を研究して星の語ることを読み、自分の持つ知識とかけあわせて国の中枢を導く聖導師の役を担っていた。
来月よりクランクインし、2017年11月より放送されるシーズン3から平さんに代わって聖導師を演じることとなる鹿賀は、「平さんとは幾度か共演をさせていただき、全身全霊をかけたお芝居を間近で見て、あれほどお元気でいらっしゃいましたのに、残念でなりません」と故人を偲びつつ、「平さんの想いを受け継ぎ、魂込めて務めさせていただきます」と力強くコメントしている。
現在放送中の月9ドラマ「カインとアベル」にも重要な役どころで出演していた平さん。同ドラマの代役は寺尾聰が務めることを、製作を手がけるフジテレビが発表していた。(編集部・海江田宗)