キネ旬発表!評論家100人が選ぶ外国映画監督ベスト10!
“100%監督主義!”と題して外国映画監督の現在を徹底特集した「キネマ旬報 11 月下旬号」(発売中)にて、「評論家 100 人が選ぶ、期待の外国映画監督ベスト・テン」が発表された。見事1位に輝いたのは、『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』などのクリント・イーストウッド監督。
ハリウッドを代表する映画人として誰もが認める巨匠イーストウッド監督に次ぐ第2位にランクインしたのは、『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観が評価されているドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。エイミー・アダムス主演の新作SF『メッセージ』の日本公開を来年5月に控えているほか、現在はSF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編でメガホンを取っており、今注目の監督の一人だ。
同じく新鋭のデイミアン・チャゼル監督(『セッション』)も、巨匠たちがひしめくランキングで第6位と大健闘。エマ・ストーンとライアン・ゴズリングを主演に迎えたミュージカル『ラ・ラ・ランド(原題)』(日本公開2017年2月)は、2016年のベスト映画との呼び声も高く、31歳にしてその才能を存分に発揮している。同号ではヴィルヌーヴ監督やチャゼル監督らのインタビューも行っているほか、「外国映画を監督で観る10の視点(アングル)」といった興味深いコンテンツで外国映画監督に迫っている。(編集部・石神恵美子)
「評論家 100 人が選ぶ、期待の外国映画監督ベスト・テン」は以下の通り。
1 位 クリント・イーストウッド
2 位 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
3 位 ポール・トーマス・アンダーソン
4 位 ミゲル・ゴメス
5 位 ウェス・アンダーソン
6 位 デイミアン・チャゼル
7 位 ジャン=リュック・ゴダール
7 位 キム・ギドク
9 位 ジャ・ジャンクー
9 位 ラース・フォン・トリアー
9 位 クリストファー・ノーラン
9 位 ジョエル&イーサン・コーエン