ジャンプ史上初の重版！「こち亀」最終話の掲載号が再発売

　「こち亀」の愛称で親しまれる秋本治の人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の最終話が掲載された「週刊少年ジャンプ」42号（9月17日発売）と、同作が丸々一冊ジャックした週刊少年ジャンプ増刊「こち亀ジャンプ」（8月16日発売）が、2冊セットにされ「こち亀　爆売れ御礼!! 両さん特別アニバーサリーパック」として12月31日に発売されることが明らかになった。「週刊少年ジャンプ」本誌の重版は史上初となる。

【画像】荒木飛呂彦による中川と尾田栄一郎の麗子！ - 「こち亀ジャンプ」表紙

　連載40周年で最終話を迎えた「こち亀」は、「週刊少年ジャンプ」1976年42号より連載がスタート。以来、一度の休載もなく連載が続いた。9月に発売された最新200巻までの日本国内のコミックス累計発行部数は1億5,000万部以上という国民的コミックだ。亀有公園前派出所に勤務する主人公・両津勘吉と個性豊かなキャラクターを中心に繰り広げられるユーモアたっぷりのストーリーが人気を呼び、テレビアニメや実写化もされている。

　今回の重版は、「週刊少年ジャンプ」42号と「こち亀ジャンプ」、この2冊の売れ行きが好調で手に入れられなかったというファンの声が多く上がったことから実現。秋本のみならず、「週刊少年ジャンプ」の人気作家が大勢参加した特別企画が満載の2冊がセットになり、まさしく「アニバーサリーパック」と呼ぶにふさわしいものとなる。（編集部・小山美咲）

「こち亀　爆売れ御礼!! 両さん特別アニバーサリーパック」は12月31日発売　税込み780円