ハリウッド版「攻殻機動隊」豪華キャストはこの人たち!【写真一覧】
士郎正宗の人気コミック「攻殻機動隊」をハリウッドで実写化した映画『ゴースト・イン・ザ・シェル(原題) / Ghost In The Shell』。今週末には主演のスカーレット・ヨハンソンたちが来日し、都内で行われるプロモーションイベントに日本人キャストのビートたけしらと参加する予定だ。そんな盛り上がりを見せつつある本作の豪華キャストを写真付きでご紹介!
スカーレット・ヨハンソン:草薙素子にあたるヒロイン“少佐”
原作は、近未来を舞台に、サイバー犯罪やテロリズムの捜査など多岐にわたる任務を極秘裏に遂行する、内務省公安9課(通称:攻殻機動隊)を率いるヒロイン・草薙素子とメンバーたちの活躍を描いたSF作品。『LUCY/ルーシー』や『アベンジャーズ』などでアクション女優としての地位を確立したスカーレット・ヨハンソンが、素子にあたるヒロインに抜てき。すでに場面写真などが公開されており、素子に近い黒髪ショートヘアーで挑んでいる。
ピルー・アスベック:バトー
原作では素子の同僚で、男性版の主役というべきバトー役には、第88回アカデミー賞外国語映画賞候補になった『ある戦争』で主演を務めていたデンマーク人俳優のピルー・アスベック。『君と歩く世界』のマティアス・スーナールツもこの役の候補として名があがっていたが、最終的にピルーが役を勝ち取ったという。スカーレットとは『LUCY/ルーシー』で共演しているだけに、期待が高まる。
マイケル・ピット:悪役・クゼ
当初、悪役・“笑い男”役に決定したと報じられたのは、『ファニーゲーム U.S.A.』などのマイケル・ピット。しかし、役名はクゼとなることが明らかに。IGNによるとおそらく、原作に登場するクゼ・ヒデオ、笑い男、そして人形使いをミックスした悪役になるのではないかとのこと。
ビートたけし:荒巻大輔
公安9課の創設者にして課長の荒巻大輔役で出演するのは、ビートたけし。たけしにとって、ハリウッド映画出演は、1995年のキアヌ・リーヴスとの共演作『JM』以来となる。本作への出演にあたり、「自分が演じる荒巻という役は独特な存在感を放つ魅力的な人物であり、登場人物の人間模様を中心に様々なエピソードがちりばめられ、自分の監督作品とは全く異なるスタイリッシュなエンターテインメント作品として、面白いなと思い出演することにしました」とコメント。
ジュリエット・ビノシュ:オレット博士
『ショコラ』などのフランス人女優ジュリエット・ビノシュが、オレット博士という役で登場するとのこと。詳しい役どころは明らかになっていない。
桃井かおり:ヒロインの母親役?
日本が誇る名女優、桃井かおりの出演も決まっている。うわさでは、スカーレットふんするヒロインの母親役とささやかれている。それにより、ヒロインは日本人の母親を持つハーフということになりそうだ。
福島リラ:不明
こちらも詳細が明らかになっていないが、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』や人気海外ドラマ「ARROW/アロー」などで活躍する福島リラの出演も報じられている。ちなみに、素子にあたるヒロインはやっぱり日本人にすべきだと反発の声も多く、スカーレットの代わりに福島や菊地凛子をヒロインにすべきだったとの意見も一部ファンの間ではあがっていた。ハリウッドで顔も知られている福島だけに、大役を期待する海外メディアも多い。
『スノーホワイト』のルパート・サンダーズ監督がメガホンを取った本作の日本公開は来年を予定している。(編集部・石神恵美子)