人間がヴァンパイアに…ベストセラー小説テレビシリーズ化か?
ジャスティン・クローニン著のベストセラー小説「ザ・パッセージ(原題) / The Passage」3部作を米FOX局がテレビシリーズ化することを検討しており、パイロット版の製作が決まったとDeadlineが報じた。
同小説はコウモリが保有するウイルスから免疫力を高める薬を開発しようとするプロジェクトの失敗により、人間がヴァンパイアと化し、世界は終末期を迎えてしまうというストーリー。しかし、6歳の少女エイミーは同じウイルスに感染しながらヴァンパイア化しないため、軍は理由を解明しようと彼女を実験台に。あるFBIの捜査官が彼女を逃がし、人類を救うためのエイミーの100年近くにわたる長い旅が始まる。
2007年に映画化権を20世紀FOXが取得していたが、テレビシリーズのほうが向いているのではないかとの結論に達し、今回のパイロット版にこぎつけたよう。
脚本はテレビドラマ「新・第一容疑者」のリズ・ヘルデンスが担当し、「フェリシティの青春」の共同クリエイターで、映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のマット・リーヴス監督がメガホンを握るという。(澤田理沙)