なんと390万円!エリザベス女王のウエディングドレス、ドラマで完全再現
Netflixドラマ「ザ・クラウン」で後の英国女王、エリザベス2世(クレア・フォイ)が着たウエディングドレスのお値段は3万ポンド(約390万円)もしたそうだ。(1ポンド130円計算)
同ドラマはテレビ史上最高額と言われている1億3,000万ドル(約130億円)の製作費が投じられた大作で、エリザベス女王の治世を10エピソードで描いている。(1ドル100円計算)
ハーパーズ・バザー誌によると、撮影に使われたウエディングドレスは、1947年にウエストミンスター大聖堂でフィリップ殿下と結婚したエリザベス女王が実際に着た1万個の小粒の真珠が散りばめられたシルクのドレスの完全なレプリカとのこと。7週間かけて製作されたドレスが画面に登場するのはたった9分だが、その再現ぶりは見事だ。
戴冠式のシーンも圧巻だが、その重圧はエリザベス女王を演じているクレアにものしかかったと彼女は英Telegraph紙に語っている。「あのシーンの撮影には5日間かかったの。ドレスは完全なレプリカでものすごい重さだった。いろいろと微調整したり、トイレに行ったり、頭には王冠まで載っている。若い彼女があれをすべて着た状態で、各国の要人や国家元首たちが集う大聖堂を歩いたなんて。その上、女王に任命されたわけでしょう。ものすごい度胸が必要だったと思うわ。こんなことできる人がほかにいるかしら? って思える。あんなに大きな責任を負って、これほど長きにわたってきちんと仕事をこなし、文句も言わずに務められる人なんてほかにいる? 本当に素晴らしいわ」とクレアはエリザベス女王に敬意を表している。
Netflixは本作の第2シーズンの製作を発表していないが、英 Daily Mail 紙は11月に入ってからトラファルガー広場全体を使って「ザ・クラウン」の第2シーズンの撮影が行われたと報じているため、新シーズンがあるようだ。(澤田理沙)