小栗旬の学生時代を演じた俳優がソックリ!演技もイケるあの子は一体…?
小栗旬が主演を務めた映画『ミュージアム』(公開中)で、小栗演じる主人公・沢村の学生時代を演じた19歳の俳優・健太郎が、限られたシーンの出演にもかかわらず存在感を放っている。
巴亮介のサイコスリラー漫画を実写化した本作は、猟奇殺人を繰り返す謎の犯人・カエル男(妻夫木聡)とそれを追う刑事・沢村(小栗)のスリルに満ちた攻防を描く。小栗と妻夫木に加え、キャストには尾野真千子や伊武雅刀、大森南朋、田畑智子、松重豊といった実力派がそろう。
そんな中、健太郎が登場するのは劇中の回想シーン。物語が一つの山場を迎えた直後で、観客にとっては小栗が演じる沢村のイメージがすっかり出来上がった頃だが、健太郎にすり替わってもまったく違和感を抱かせない。10代の頃の小栗を彷彿させる、切れ長の涼しげな目元ときれいに通った鼻筋。その顔立ちはもちろんだが、決してオーバーでないものの熱さを内に秘めたような、観る者を引き込むパワーを持った演技にこそ、小栗に通じるものがある。
健太郎の繊細な表情づくりと印象的な瞳は演技へのこだわりを感じさせ、豪華なキャストの中でも決して引けを取っていない。鑑賞後には「あの子、何て俳優だろう?」と気にせずにはいられないだろう。SNS上では、「小栗旬(主人公)の学生時代を演じた人がめちゃくちゃ小栗旬の演技勉強してんなって思った。演技だけで同一人物だって分かるくらいに」「姿勢、動き、仕草、目、表情、話し方、声、全てが本当にそっくりで、別人が演じてここまで似るものなのかと」などと、すでに作品を観た客からも健太郎の演技を絶賛する声が上がっており、これからのさらなる活躍が期待される。
健太郎は、2014年にドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち」で本格的に役者としての活動をスタート。その後ドラマ「仰げば尊し」や映画『俺物語!!』などに出演。現在は映画『14の夜』や『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の公開が控えている。(編集部・小山美咲)