グッチ一族を襲った殺人事件、ウォン・カーウァイで映画化か?
映画『花様年華(かようねんか)』『グランド・マスター』などの香港の人気監督ウォン・カーウァイが、ファッションブランドGUCCIの創始者グッチオ・グッチさんの子孫であるマウリツィオ・グッチさんの殺人事件を題材にした映画で、メガホンを取る可能性があると The Hollywood Reporter が報じている。
マウリツィオさんが財産目当ての元妻パトリツィア・レッジアーノが雇ったマフィアによって殺害された事件を基にするストーリー。情報筋によると、『アメリカン・ハッスル』『フォックスキャッチャー』の製作者ミーガン・エリソンの制作会社アンナプルナ・ピクチャーズが、カーウァイを監督に起用し、新たに製作を始動させようとしているらしい。
同事件の映画化企画は以前にもあり、リドリー・スコットが監督を務め、レオナルド・ディカプリオ、アンジェリーナ・ジョリー、ペネロペ・クルスらが出演する予定だったが、製作には至らなかった。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)