高木渉、「真田丸」でぎっくり腰に
大河ドラマ「真田丸」に小山田茂誠役で出演している俳優・声優の高木渉が、ドラマの撮影中、乗馬シーンで思わぬハプニングに見舞われたことを明かした。20日、都内で行われた「日本俳優連合チャリティーイベント東日本大震災・熊本地震 復興支援2016」内のイベント「秘密の声優トークショー」で告白した。
日本俳優連合に所属する俳優や声優などの実演家が、東北や熊本の復興支援のため開催した同イベント。高木が出席したトークショーには、堀内賢雄、山口勝平、田中真弓、岡村明美、草尾毅、山崎たくみ、山口由里子の人気声優陣が登壇。司会の堀内や山口が軽快なジョークを飛ばしたり突然田中が出演陣と共に自撮りを始めたりと、実に和やかな雰囲気でトークが進行していく中、声優仲間の間で高木に「タイガ~」と呼び掛けることが流行っているという話題から、高木の大河ドラマ出演時の秘密の話に。
高木は大河ドラマ出演のため1年ほど馬に乗る練習を重ねたと言う。だが左側から馬に乗る乗馬の基本とは逆に、戦国時代を描く「真田丸」では刀を携えている当時の事情を反映し、右側から馬に乗らなければならない。左側から馬に乗る練習ばかりしていたという高木は、松(木村佳乃)とのシーンで乗馬する流れになった際、急きょ本番前に右側から馬に乗る練習を始めたとのこと。だが馬の体調も気遣いつつとなるため、2~3回の練習で本番に臨むことに。そして本番中、馬にまたがったときに「グキッ」とぎっくり腰になってしまったそう。そのまま苦しみながらも、見事撮影を終えたという。高木は「なれないことはやるもんじゃないですね」と苦笑しつつ、当時のことを振り返っていた。
また東北や熊本復興への義援金を募る本イベントのため、高木はスタッフや出演者が自腹で製作しまた自ら購入した「真田丸」Tシャツの一つを、山寺宏一や堀之紀らが登場したオークション企画でサイン付きで出品。イベントを大いに盛り上げた。そのほかのメンバーもトークショー後には、時間の許す限り会場に訪れた参加者たちと交流し、復興支援を呼び掛けていた。(編集部・井本早紀)