安達祐実「相棒」で女優業復帰!出産後初ドラマでシングルマザー役
今年7月に第2子男児を出産した女優の安達祐実(35)が、人気テレビドラマ「相棒 season15」(テレビ朝日系・毎週水曜21:00~)の23日に放送される第7話に出演、出産後初のドラマ出演となり、「本当に光栄に思っています。テレビでずっと見ていた作品ですし、休業明けということでちょっとドキドキしましたが、現場では『あっ右京さんだ!(笑)』とか、いち視聴者としての感動も味わいながらやらせていただきました」と語っている。
産休と育休を合わせて、8か月を経ての女優復帰。子役時代から活躍し続け「人生を通して仕事を休むことに慣れていない」という安達にとっては待望の復帰となったが、「久しぶりの現場では、『やっと』という気持ちと同時に、前と同じペースを取り戻すのはなかなか難しいなと感じました」と撮影を振り返る。
2児の母になったばかりで挑むのは、パートで生計を立てる、息子と二人暮らしのシングルマザーという役どころ。息子が誘拐事件の巻き添えで命を落とすという悲劇に見舞われるも、周囲から隠れて「みんな馬鹿ね……」と不敵な笑いを浮かべる、ミステリアスなキャラクターを貫禄たっぷりに怪演する。
子供の死に隠された謎に挑む特命係の杉下右京と冠城亘を演じる水谷豊と反町隆史について安達は、「水谷豊さんとは、映画『王妃の館』(2015年公開)以来の共演です。今回はあまりご一緒のシーンがなくさみしかったですが、相変わらず優しく話しかけてくださったのが心に残っています。反町隆史さんとは約20年前、私が中学生のころに同じ番組に出させていただいたことがあります。『相棒』では明るくお茶目な亘さんを演じていらっしゃいますが、反町さんご本人も明るく盛り上げるように私に接してくださったので、うれしかったです」と共演の喜びを語っている。
「『母親』の悲しさとか強さとか脆さとか、そういうものを感じてもらえたらと思います」と意気込む安達の熱演に注目だ。(編集部・入倉功一)