米女優が同性愛者をカミングアウト「思いっきりゲイよ」
米テレビドラマ「THE KILLING」第3シーズンでブレット/レイチェル・オルムステッドを演じ、「スクリーム」でオードリー・ジェンセンを演じている女優のベックス・テイラー=クラウスが、同性愛者としてカミングアウトした。
同性愛者であることをカミングアウトしたイケメン俳優・井深克彦【写真】
ベックスはTwitterで「ハロー、わたしの名前はベックス。うわさは本当。わたしは思いっきりゲイよ」と告白した。
「THE KILLING」「ハウス・オブ・ライズ(原題) / House of Lies」「スクリーム」など、レズビアンやバイセクシャルの役が多かったため、うわさになったようだ。2013年にはFacebookで「わたしはテレビでゲイのキャラクターを演じているストレートの女性」とファンに否定のコメントをしていたが、自分が同性愛者であることを隠しているのは、自分だけでなくファンに対しても不誠実だと感じ、カミングアウトすることにしたという。
周囲の人はちゅうちょすることなく彼女を受け入れ、「今更何言ってるの? なんでこんなに時間がかかったの?」と言う人も多かったらしい。
YouNowでファンとの質疑応答のライブストリーミングをしたベックスは、今、この時期にカミングアウトしたもう一つの理由も明かしている。「現在、LGBTコミュニティーの周りをものすごい憎しみと恐怖が取り巻いているけど、前進するのを止めてはいけないと思った。確かに恐ろしい時代だけど、怖くても怖くないと立ち上がらないといけない。怖くても、強くなければいけない。わたしは自分が誰かをわかっており、それを他人は取り上げることはできない」と言っている。(澤田理沙)