『アラビアのロレンス』名優ピーター・オトゥールの遺作、来年米公開
映画『アラビアのロレンス』や『ラストエンペラー』などで知られる名優ピーター・オトゥールさんの遺作『ダイアモンド・カルテル(原題) / Diamond Cartel』が、2017年にアメリカで公開されることが決まった。Deadline.comが報じている。
オトゥールさんは2012年に俳優業からの引退を表明、闘病生活の末2013年12月に81歳で亡くなった。
アクション映画である本作には、『ヘイトフル・エイト』などのマイケル・マドセン、『ラストエンペラー』などのケイリー=ヒロユキ・タガワ、『燃えよドラゴン』のヤン・スエ、キックボクサーのドン・ウィルソンらアクションスターが出演。監督は、旧ソ連(現カザフスタン)出身のサラマット・ムハメド・アリ。ロケも全編カザフスタンで行われた。本作は、オトゥールさんの死の直前の2013年に完成している。
配給会社のクレオパトラ・エンターテインメントは、イギリス、オーストラリアでの配給権も獲得しており、順次各国での公開が見込まれている。(鯨岡孝子)