スター・ウォーズ『ローグ・ワン』ヒット確実でも続編はありえない!
映画『スター・ウォーズ』シリーズの初スピンオフ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日全国公開)の続編の可能性について、ルーカスフィルム社長でプロデューサーのキャスリーン・ケネディが Empire Magazine のインタビューで語ったという。
シリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』(1977)へとつながる初スピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。The Hollywood Reporter などによると、11月28日に本作の前売り券が販売されるや、アメリカの二大チケット販売会社FandangoとMovieTickets.comでは、2016年最大の初日売り上げを記録したそうで、12月全米公開作品としては昨年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に次いで、史上2位のオープニング興行収入記録を打ち立てる可能性が高いとみられている。
そんな大ヒットが確実視される中、キャスリーンは『ローグ・ワン』の続編の可能性について聞かれると、冗談交じりにその続編を『ローグ・ツー』と呼びながらも、それを製作することはないときっぱり。視覚効果スーパーバイザーのジョン・ノールも、エピソード4につながる作品だけれども、本作は一作完結型であることを主張。また、メガホンを取ったギャレス・エドワーズ監督も、もし本作の続編があるとすれば、(シリーズの生みの親である)ジョージ・ルーカスがメガホンを取ったものだと語り、あくまでも『ローグ・ワン』はエピソード4に続く作品であることを強調していた。
本作の公開を目前に控え、エドワーズ監督に、主人公ジン・アーソ役の女優フェリシティ・ジョーンズ、ジンのお目付け役となる情報将校キャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナの来日も決定しており、日本でも盛り上がりを見せていきそうだ。(編集部・石神恵美子)