「グリーン・ホーネット」俳優が死去 ブルース・リーと共演
1960年代の米テレビドラマ「グリーン・ホーネット」で、ブルース・リーさんふんするカトーと組み悪を倒すグリーン・ホーネットを演じたヴァン・ウィリアムズさんが、11月29日(現地時間)に亡くなった。82歳だった。
妻ヴィッキーさんが The Hollywood Reporter に語ったところによると、アリゾナ州スコッツデールの自宅で腎不全のため亡くなったという。
「グリーン・ホーネット」は、アダム・ウェストさんがバットマン/ブルース・ウェインを演じた「バットマン」の大ヒットをきっかけに製作されたもの。1966年から1967年まで26エピソードしか放送されなかったが、ポップカルチャーに名を刻んだ作品となっている。ハリウッドでのブルースさんのキャリアをスタートさせた作品としても知られている。
その後「ハワイの冒険」、テレビ映画「ジョニーの旅立ち」などに出演。「ロックフォードの事件メモ」「サンフランシスコ捜査線」などにもゲスト出演している。1982年にはほぼ引退し、ロサンゼルス郡保安官事務所マリブ署の保安官代理の控えを務め、捜索救助活動に加わっていたそうだ。(澤田理沙)