11周年のAKB、こじはる卒業で残り1人になる1期生は…?
AKB48劇場がオープンから11周年を迎え、12月8日に「AKB48劇場オープン11周年特別記念公演」が開催された。前田敦子や高橋みなみ、板野友美らオリジナルメンバーは次々と卒業し、16期研究生がステージに立つ今となっては、現役の1期生は小嶋陽菜と峯岸みなみの二人に。来年2月の卒業を発表している小嶋を除くと、ついに峯岸ただ一人となる。
2006年に「会いたかった」でメジャーデビューを遂げたAKB48。「会いに行けるアイドル」というコンセプトが浸透、徐々にファンを増やし、いまではSKE48などの姉妹グループ、乃木坂46といった公式ライバルが誕生するなど、その規模を拡大してきた。
一方で、初期メンバーの多くが卒業し、新たな道を歩んでいる。そんな中、現役メンバーとして劇場デビューから11年活動し続けてきた小嶋と峯岸。小嶋は8日、Twitterに「まさか1期生でわたしとみぃちゃんがここまでいるなんて」とつづり、感慨深い様子。「後輩たちの夢が広がるような背中をみせれるように、残り少ない時間ですがAKB48として頑張ります!」と卒業までの活動に意欲を見せた。
峯岸も「まさか、こんなに長く愛していただけるグループになるとは...そして私がオリジナルメンバー最後のひとりになろうとは...なにが起きるかわからないから面白いっ」と自身のTwitterで心情を明かしている。
最近では「新しいメンバーばかりで顔がわからない」という声も上がっているが、今年も年末の「第67回NHK紅白歌合戦」への出演を決め、国民的アイドルの地位を維持しているAKB48。世代交代が進む中でこれまで通りの盛り上がりを見せられるか、今後が注目される。(山田貴子)