奥浩哉「いぬやしき」テレビアニメ&実写映画化が同時発表!
映画化もされた大ヒットSFコミック「GANTZ」を手掛けた漫画家・奥浩哉の最新作「いぬやしき」が、2017年にフジテレビ「ノイタミナ」枠でアニメ化。また2018年には、実写映画化もされることが明らかになった。
現在「イブニング」(講談社)で連載中の本作は、老年を迎えるさえないサラリーマン・犬屋敷壱郎と、高校生・獅子神皓が主人公。とある事故をきっかけに強力なパワーを手にした2人が、それぞれのやり方でその力を行使する姿を通して、「人間の本質は善なのか、それとも悪なのか」という深遠なテーマを描き出す。
アニメ化にあたっては、「GANTZ」をフルCGで長編アニメ化した『GANTZ:O』のさとうけいいちが再び総監督に就任。さらにアニメ「進撃の巨人」の3D監督などを務めた籔田修平が監督を、『この世界の片隅に』などのMAPPAが制作を担当するという豪華布陣。「原作ファンはもちろん、より多くの方に支持される作品を目指す」としており、原作者の奥も「アニメ『いぬやしき』はすごく優秀なスタッフさんに恵まれているので僕自身ワクワクしています! 来年一番の関心事です!」と期待をかける。
アニメは2017年10月より「ノイタミナ」枠ほかで放送(毎週木曜・深夜24時55分~25時25分)。実写映画は2018年公開という以外は詳細が明らかになっておらず、今後の情報公開に期待がかかる。(編集部・入倉功一)