言ってない!マイケル・シーン、休業を否定
政治活動に専念するため、俳優業をしばらく休止すると報じられた英俳優のマイケル・シーンが、Tumblrに否定するコメントを掲載した。
マイケルはインタビューで、イギリスのEU離脱やアメリカのドナルド・トランプ氏の次期大統領当選など、昨今の右翼ポピュリズムの傾向に対抗すべく政治活動に専念するため、しばらくは俳優活動を休止すると語ったと英 The Sunday Times は報じていた。
しかし、マイケルはブログで文脈を無視した報道になっていることを説明。「僕は俳優を辞め、ハリウッドを去って政治活動に専念するとは言っていない。実際のインタビューでは、この数年、母国の地域社会問題により関わるようになってきており、政治的状況も考慮し、そちらに集中したいと考えていると語った。インタビュアーが僕の俳優業にどのような影響があるかと聞いてきたので、『ある時点になったら俳優の仕事を減らしたり、しばらくの間、休止するかもしれない。今の段階ではわからない』と答えた」とTumblrに書いている。
また、右翼ポピュラリズム、EU離脱、トランプ次期大統領のくだりについてもコメント。「僕はEU離脱やトランプ氏に投票した人たちを『阻止しなければならない極右翼』などと言ってはいない。僕の地元ポート・タルボットを含め、イギリス国民の大多数はEU離脱に投票した。それが国民の意思で、尊重すべきだ。それが民主主義だ」と説明。立ち向かうべきなのは西側諸国に復活しつつあるファシズムの不安だと言っている。
来年3月24日からは日本でも新作出演映画『パッセンジャー』が公開予定。今後もマイケルの活躍が見られるようだ。(澤田理沙)