ベンアフ弟とマット・デイモンがタッグ!オスカー有力『マンチェスター・バイ・ザ・シー』5月日本公開
マット・デイモンがプロデューサー、ベン・アフレックの弟であるケイシー・アフレックが主演を務めた映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が5月より日本公開される。第74回ゴールデン・グローブ賞で5部門にノミネートされ、デイミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド』などと共に今シーズンの映画賞レースをけん引している話題作だ。
本作は、マーティン・スコセッシ監督の『ギャング・オブ・ニューヨーク』などで2度のアカデミー賞脚本賞ノミネートを誇るケネス・ロナーガンが監督・脚本を務めた珠玉の人間ドラマ。ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公(ケイシー)が、兄の死をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻り、16歳の甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていくさまをつづる。
主人公の元妻にふんしたのは『ブロークバック・マウンテン』のミシェル・ウィリアムズで、兄役は『キャロル』のカイル・チャンドラー。16歳の甥は『ゼロの未来』の新星ルーカス・ヘッジズが演じている。第23回全米映画俳優組合(SAG)では主演男優賞(ケイシー)、助演男優賞(ルーカス)、助演女優賞(ミシェル)、キャスト賞など最多4部門ノミネートを果たすなど俳優陣の名演が高く評価されており、アカデミー賞でも作品賞および俳優部門でのノミネートが確実視されている。(編集部・市川遥)
映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は5月よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国公開