わずか25歳で死去した伝説のラッパー伝記映画、誕生日に米公開
1996年に25歳の若さで亡くなった伝説のラッパー、トゥパック・シャクールさんの伝記的映画『オール・アイズ・オン・ミー(原題) / All Eyez on Me』の米配給が、ライオンズゲートの傘下にあるサミット・エンターテインメントに決定したと The Hollywood Reporter が報じた。
本作はモーガン・クリーク・エンターテインメントのもとで製作され、「S.W.A.T. 闇の標的」のベニー・ブームが監督を務めた。主演を新星デミトリアス・シップ・Jrが務め、テレビドラマ「ウォーキング・デット」のダナイ・グリラがトゥパックさんの母親アフェニ・シャクールさんを演じている。
ヒップホップアーティスト、俳優、詩人、活動家などさまざまな顔を持つトゥパックさんがスターダムに上り詰めていく背景や、服役時代、議論を呼んだレコード会社デス・ロウ・レコードとの関わりなどが描かれている。
そしてこの度サミット・エンターテインメントが、6月16日(トゥパックさんの誕生日)に米公開することを決定した。同作は2011年に企画され、一時期はアントワーン・フークア監督やジョン・シングルトン監督などがメガホンを取る予定だったが降板し、ブーム監督が引き継ぎ、ようやく公開されることになった。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)