「名探偵コナン」過去に5回の実写ドラマ化、キャストは誰だった?
アニメシリーズ劇場版21作目の公開も控える、青山剛昌による人気漫画「名探偵コナン」。4作のスペシャルドラマに連続ドラマが1作と、これまでに5度の実写ドラマ化もされているが、どんなキャストが出演したか覚えているだろうか。
初めてドラマ化されたのは2006年。「『名探偵コナン』10周年記念ドラマスペシャル 工藤新一への挑戦状~さよならまでの序章(プロローグ)~」のタイトルで、小栗旬が高校生探偵・工藤新一役を務めた。ヒロインの毛利蘭役は黒川智花。二人の友人・鈴木園子を岩佐真悠子が演じた。このキャストは変わらず、翌年「『名探偵コナン』ドラマスペシャル 工藤新一の復活!黒の組織との対決」が放送された。
それから4年後、2011年の「『名探偵コナン』ドラマスペシャル 工藤新一への挑戦状~怪鳥伝説の謎~」ではキャストをほぼ一新。新一を溝端淳平、蘭を忽那汐里、園子を秋元才加が演じ、同年連続ドラマ化。「名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」全13話を放送したのち、2012年に「『名探偵コナン』スペシャルドラマ 工藤新一 京都新撰組殺人事件」と題した単発ドラマが製作された。この2作には、西の高校生探偵・服部平次とその幼なじみ・遠山和葉も登場。それぞれ松坂桃李と岡本玲が演じた。
ほか、目暮警部役を西村雅彦(第1作のみ)、伊武雅刀が担い、毛利小五郎役は一貫して陣内孝則が務めた。原作やアニメシリーズでは、主に新一が毒薬により子どもの姿となった“江戸川コナン”として活躍するさまが描かれるが、ドラマは実際の姿の新一主体でストーリーが展開する。作品ごとに原作やアニメの要素を取り入れたもの、オリジナル要素が強いものとそれぞれだが、探偵を題材にしているだけあって原作モノと意識せず推理を楽しめる仕上がりになっている。(山田貴子)