「ポケモン」世界のマー君短パン化の次は、世界の吉田沙保里をお姫様抱っこ
人気ゲームの新作「ポケットモンスター サン・ムーン」のテレビCMにヤンキースの田中将大投手を起用し“たんぱんこぞう化”させたことで話題を集めた株式会社ポケモンが、新CMで今度は女子レスリングメダリストの吉田沙保里選手を起用したことを発表。CMでは、田中投手に続きポケモントレーナーにふんした吉田選手が、かいりきポケモンの「カイリキー」にお姫様だっこされている姿を見ることができる。
吉田選手が撮影したのは、お姫様だっこされたまま「わたしを たおそうなんて どきょうあるじゃない」とあおるパターンと、レスリングの構えを取り「なんど たおされても むかってくるひと わたしだいすき」と熱い視線を向ける2パターン。“霊長類最強女子”はポケモントレーナーとしても“最強”の立ち位置になっているようだ。
このCMのために、ポケモンをプレイしたという吉田選手は、「強くしないと勝てないというのがあり、努力して、練習して、積み重ねて、鍛えぬいた体で戦えば勝てるというところが、わたしのレスリングと似ていると感じました」とコメント。また「映像で共演したカイリキーは倒せそうか?」という質問に対しては、「実際戦ったことがないのでわからないですけど」と前置きした上で、「もし対戦するとしたら、得意技のタックルを出したいですけど。いろんな攻撃の仕方があるので。スピードで行ければいいのかなぁと思います」と分析していた。
昨年には現役を続行しながら、レスリング女子日本代表コーチに就任した吉田選手。2017年の抱負について問われると、「2016年にリオオリンピックが終わって、いろんな方に応援していただいて、メダルも獲得することができたので、2017年も若い子たちと一緒に頑張りながら、コーチの立場としてもしっかり強い選手を作れるように頑張っていこうと思います」と意気込んでいた。吉田選手が出演するCM「しれんサポーター」編は1月31日より放映される。(編集部・井本早紀)