兄と親友が恋をした!17歳こじらせ女子のイタい青春『スウィート17モンスター』4月日本公開
イケてない17歳女子の青春をリアルに描いた映画『The Edge of Seventeen』の邦題が『スウィート17モンスター』に決まり、4月22日より日本公開されることがわかった。自己中心的でありながらなぜか憎めない、等身大の愛すべき主人公を演じたのは、『トゥルー・グリット』や『ピッチ・パーフェクト2』のヘイリー・スタインフェルド。ヘイリーは同作の演技で第74回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされ、アメリカの大手映画批評サイト「ロッテントマト」で95%という高い支持率を獲得している良作だ。
【画像】幼い!『トゥルー・グリット』でのヘイリー・スタインフェルド
ヘイリーふんするネイディーンは17歳の高校生。恋に恋する妄想だけが空まわりして、教師や情緒不安定な母親を困らせてばかり。たった一人の親友クリスタの存在が彼女の世界の全てだったのに、自分と正反対の人気者の兄とクリスタが恋に落ちてしまい……。疎外感から一人取り残されたような気持ちになり、とんでもない行動に出るネイディーンの姿が、誰もが自分の青春時代を思い出すようなイタさ&いとおしさと共に描かれる。
教師役は『ゾンビランド』のウディ・ハレルソン、母親役は「クローザー」のキーラ・セジウィックと実力派の俳優陣がそろい、青春をこじらせた主人公に寄り添い彼女を見守りながらも“大人になりきれない大人”な彼らに共感してしまう人も少なくないはず。ウェス・アンダーソン、キャメロン・クロウらを見いだしてきた名プロデューサー、ジェームズ・L・ブルックスが発掘した新たな才能、ケリー・フレモン・クレイグが監督・脚本を務めた。(編集部・市川遥)
映画『スウィート17モンスター』は4月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか公開