ジョニデ、とんでもない浪費癖で破産寸前…高級車45台、ワイン月3,500万円など
俳優のジョニー・デップが、とんでもない浪費癖により破産寸前の状況であることが明らかになった。自らの資産を任せていた管理会社ザ・マネージメント・グループ(TMG)を相手に訴訟を起こしていたデップだが、同社に逆訴訟を起こされたとPeopleなどが報じている。
ジョニーは先月、17年間にわたって彼の資産を管理してきたTMGに対し、詐欺行為、契約不履行、業務上過失などを理由に、損害賠償2,500万ドル(約28億7,500万円、1ドル115円計算)以上の支払いを求める訴訟を起こした。ジョニーの弁護士は、「長年にわたる誤った管理や、時に行われた不正行為の結果、デップ氏は数千万ドルを失い、TMGの私的金融取引および重大な違法行為に対して、大幅な資産を支払うことを余儀なくされました」と主張していた。
そして今回、TMGが反撃するべく逆訴訟を起こしたことで、ジョニーの尋常ではない浪費癖が露呈することになった。TMGによれば、ジョニーは南フランスの城やバハマ諸島のプライベート・アイランド、そしてハリウッドに複数の豪邸という14つもの不動産に7,500万ドル(約86億2,500万円)を費やし、プライベート飛行機に月額20万ドル(約2,300万円)かけ、約46メートルもの豪華なヨットや高級車45台も購入。
また、世界各地からの高価なワインに月額30万ドル(約3,450万円)をつぎ込んでいるほか、アンディ・ウォーホル、グスタフ・クリムトなどアーティストたちの作品や、マリリン・モンロー、マーロン・ブランドといったハリウッドスターのグッズや記念品を莫大にコレクションしており、その維持費用は100万ドル(約1億1,500万円)以上だという。そして、40人の常勤スタッフに対して月額30万ドル(約3,450万円)と、フルタイムの警備員に月15万ドル(約1,725万円)を支払っているそうだ。
この尋常ではない浪費っぷりに、TMG側は何度もアドバイスや忠告をしていたという。しかし、ジョニーはアドバイザーたちを罵り、もっと働くから大丈夫だなどとあしらっていたそうだ。
さらにTMGは、ジョニーに対し420万ドル(約4億8,300万円)も負っていると主張しており、その債務を回収するためにジョニーが所有する不動産の差し押さえ手続きを行っているという。ジョニーが元妻で女優のアンバー・ハードと結婚した際にも、TMGは婚前契約を結ぶことを勧めていたが、ジョニーはそれに従っておらず。結果的に離婚の和解金として700万ドル(約8億500万円)支払っている。(編集部・石神恵美子)