カルト映画『ハード・キャンディ』テレビシリーズ化へ
カルト映画『ハード・キャンディ』のテレビシリーズ化が米ケーブル局E!で企画されていると The Hollywood Reporter などが報じた。
オリジナル版はローズ・マッゴーワン、レベッカ・ゲイハート、ジュリー・ベンツ主演のブラックコメディー。コートニー(ローズ)、ジュリー(レベッカ)、マーシー(ジュリー)とリズ(シャーロット・アヤナ)は高校の女王様グループ。リズの誕生日に3人はいたずらで彼女を誘拐するが、その過程でリズを殺してしまう。残った3人は事故の隠蔽工作をするが、高校のさえない女子ファーン(ジュディ・グリア)に目撃され、口封じのため彼女を人気者に仕立て上げようとするストーリー。
同映画は1999年に封切られたものの中でも最低の興行成績を記録した作品の1つだと言われているが、その後、『ミーン・ガールズ』や『ヘザース/ベロニカの熱い日』に似たカルトファンがついた。
テレビドラマ版は名声がすべてのビバリーヒルズが舞台になる予定。新たな女王様グループが主役となり、殺人はバチェロレッテ・パーティー(花嫁のための独身さよならパーティー)で起こるという。秘密を隠し通すために彼女たちはいかなる手段もいとわず、そこが注目どころのようだ。
脚本はオリジナル映画の原作、脚本、監督を務めたダーレン・スタインが手掛ける。(澤田理沙)