市川由衣、窪塚洋介&降谷建志タッグ作のヒロインに!母の強さ熱演
市川由衣が、窪塚洋介と Dragon Ash のKJこと降谷建志が初共演を果たした映画『アリーキャット』で、シングルマザーとして生きるヒロインを演じていることが明らかになった。2人との共演について市川は「私たち世代のカリスマである窪塚さん降谷さんと共演させていただける日がくるなんて夢にも思いませんでした。あの頃の私に教えてあげたい!」と喜びを明かしている。
本作は、野良猫のように街の片隅でひっそりと生きる元ボクシングチャンプの朝秀晃(窪塚)が、ひょんなことからバディとなった自動車整備工場で働く梅津郁巳(降谷)と一緒に、土屋冴子(市川)を守るために奮闘し、アツイ想いを取り戻していくというストーリー。人生につまずいた人間の再生が、闇社会に絡んだクライムサスペンスの要素とともに描かれる。
昨年9月に夫で俳優の戸次重幸との間に第1子となる男子を出産した市川が今作で演じた冴子は、どこか幸薄く、影の多いシングルマザーの女性。彼女は付き合っていた男にストーカーされ、その男と別れ話をつけるためにボディーガードを秀晃に頼むが、人には言えない過去を持っており、同時に別の男たちにも追われていた。そして秀晃と郁巳たちの手を借りた冴子は、一人息子を守るため、すべてに片を付けようと決意し……。
『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを果たした窪塚と、人気ミュージシャンでありながら俳優としても活躍の場をひろげる降谷の2人との撮影について市川は、「役者としてはもちろん、人として人間力あふれるお2人から刺激をたくさんもらいました」と振り返る。逃走シーンや乱闘シーンなどハードなアクションシーンがある作品でハードボイルドな役柄を演じ切った市川が、女優としてだけでなく、母としての強さもこの作品で感じさせる。(編集部・海江田宗)
映画『アリーキャット』は2017年7月にテアトル新宿ほか全国公開