シャイア・ラブーフの反トランプアート 銃声でライブストリーミングを一時中止
俳優シャイア・ラブーフによる反トランプのパフォーマンスアートが再び中止に追い込まれてしまった。
シャイアは米ニューヨークのミュージアム・オブ・ムービング・イメージに、「He Will Not Divide Us (彼はわれわれを分裂させることはできない)」と書かれた壁を24時間ライブストリーミングするアートを設置。ドナルド・トランプ大統領の任期である4年間続けることになっていたが、展示の周辺で暴力事件が多発したことから美術館側が展示の中止を発表していた。
その後、シャイアと共作アーティスト、ルーク・ターナーとナスチャ・セード・ロンコはニューメキシコ州アルバカーキにある歴史的なエル・レイ劇場の外に、壁とカメラを設置し直し、新たにストリーミングを開始していたが、また問題が発生したようだ。
シャイアの2月23日付けのツイートによると、周辺で銃声が確認されたためストリーミングを一時的に中止したとのこと。「このプロジェクトに参加してくれるみんなの安全が何よりも大事だ」とつぶやいており、3月1日時点で映像は復活していない。(澤田理沙)