ニコール・キッドマン、アカデミー賞でエイリアンみたいな拍手をしたワケ
第89回アカデミー賞
女優のニコール・キッドマンが、先日行われたアカデミー賞授賞式で「エイリアンみたい」と話題になっていた奇妙な拍手の真相について語った。
エイリアンみたい?ニコール・キッドマンの拍手(0:34~)【動画】
夫でカントリーシンガーのキース・アーバンと授賞式に出席していたニコール。ある時、ニコールが、キースや女優のオクタヴィア・スペンサーとともに、観客席から拍手を贈る姿がアップで映し出されると、SNS上では「ニコール・キッドマンは拍手できないの? エイリアンだから??」「超エイリアンみたい」「エイリアンが人間のふりをしているように見えた」「アザラシが拍手してるみたい」「クリスマスを盗む準備しているの?(※人気キャラクター、グリンチを示唆)」など、そのぎこちない拍手を気になってしまう人が続出。ニコールは指先を反り返し、手のひらだけで拍手をしていたのだった。
そんなニコールは、オーストラリアのラジオ番組「The Kyle and Jackie O Show」で、パーソナリティの一人カイル・サンディランズに「あんな拍手をしていたのは、指輪をしていたから。宝石を傷つけたくなかったからだよね?」と問いただされると、ニコールは笑いながら、「そう、そうなの! 本当にぎこちなかったから、あなたがそうやって明確にしてくれてうれしいわ! わたしは拍手したい、拍手しないことは避けたいって思っていたの。拍手しないのはよくないことでしょ? 『なんでニコールは拍手してないのかしら?』ってなるから。だから拍手したの。でも、自分のものじゃないとても大きな指輪をはめたまま、拍手をするのがとても難しくて。その指輪はすっごくゴージャスで、傷つけてしまうのが怖かったの!」と説明していた。
同授賞式でニコールは、高級ジュエリーの代名詞的な宝飾ブランド、ハリー・ウィンストンのおよそ13.58カラットのダイヤモンドのリングをはめていた。そのほかにも、ダイヤモンドとスピネル(尖晶石)があしらわれたイヤリングに、ヴィンテージのブレスレット、躍動感あふれるデザインのスプラッシュブレスレット、合計約119カラットを超えるジュエリーをまとい、会場を華やかに彩っていた。(編集部・石神恵美子)