スカヨハ、桃井かおりと熱いハグ!実写版「攻殻機動隊」プレミアで日本の歓迎に感謝!
女優のスカーレット・ヨハンソンが16日、新宿・歌舞伎町で行われた映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』ワールドプレミアに出席、共演者の桃井かおりと熱いハグを交わし、絆を深めあった。この日は共演のビートたけし、ジュリエット・ビノシュ、ピルー・アスベック、山本花織、泉原豊、福島リラ、ルパート・サンダーズ監督も来場した。
士郎正宗によるSFコミック「攻殻機動隊」をハリウッドが実写化。この日は、製作スタジオの意向により、原作の誕生した国・日本でワールドプレミアが行われることとなった。会場にはLEDでタイトルの文字や魚が泳ぐさまを映し出した、世界初の「電脳レッドカーペット」を設置。デジタルな世界観と和が融合した「攻殻」らしい演出でイベントを盛り上げた。
会場にはおよそ500人のファンが集結。カーペットを歩くスカーレットやジュリエットらキャスト陣は、寒空の下にもかかわらず、沿道のファンのサインや写真撮影の求めにも気さくに応じるなど交流を楽しんだ。肩と背中を露出したブルーのドレスに身を包んだスカーレットは「今日は寒くて震えていてごめんなさい」と切り出しながら、「日本はワールドプレミアをするのにふさわしい場所だし、この場に立つことができて光栄。皆さんに温かく歓迎してもらい、今夜はすばらしい祝福の場となりました」と笑顔を見せた。
一方、物語のカギを握る日本人女性を演じた桃井は、「とにかく現場は大変な撮影でした。出演シーンではスカーレットさんと絡んでいるんですけど、彼女は一緒に芝居をしていると、本当にいろんなものを与えてくれて。最高の女優さんです。それだけでなく、人間としても女としても超カッコよかった。現場にいられるだけで幸せでした」と称賛。その言葉に感激したスカーレットが桃井のもとに歩み寄り、熱いハグを交わすひと幕もあった。
さらにイベント終了後、スカーレットは再び桃井のもとに歩み寄り、固い握手、そして再び熱いハグ。桃井は「寒かったでしょ」とばかりに、スカーレットの腕をさすって温めるなど、2人の間には固い絆が生まれていたようだった。(取材・文:壬生智裕)
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日より全国公開