上白石萌音、『ラ・ラ・ランド』英語楽曲を圧倒的な歌唱力で生披露!
女優の上白石萌音が15日、都内で行われた映画『ラ・ラ・ランド』大ヒット公開イベントに登壇。歌手としても活躍する上白石は、ストリングスの生演奏をバックに劇中歌「Audition」を透き通るような声と圧倒的な歌唱力をもって英語歌詞で歌い上げ、観客を魅了した。
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『セッション』のデイミアン・チャゼル監督が手がけた本作は、夢追い人が集まる街・ロサンゼルスを舞台に、女優志望のミア(エマ・ストーン)と売れないジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋の行方を描いたミュージカル映画。本年度ゴールデングローブ賞で歴代史上最多7部門を受賞。米・アカデミー賞では監督賞、主演女優賞を含む最多6部門受賞の快挙を果たした超話題作だ。
歌唱後、上白石は「自分が出ていない映画の舞台あいさつに、どういう顔で来ればいいのかわからなかったんですが……」と戸惑いの表情を浮かべるが、大好きな映画の舞台あいさつに興奮も覚えており「今、すごく足が震えています」と吐露。その後、あまりにも素敵な歌声だったため、MCから「モネ・ストーン」と評さすると、「やめましょう。すいません…」と恐縮しきり。しかし、観客から大きな拍手をもらうと、「夢の中にいるような感じ。映画も夢がある世界ですけど、(それを)観た自分の夢のようなことが叶ったので映画の力ってすごいと思いますし、映画館で生のストリングスとキーボード(をバック)で歌わせていただくことは後にも先にもない経験だと思うので、贅沢な気分に浸りながら歌わせてもらいました」としみじみと語った。
すべての夢追い人へ向けた応援歌でもある本楽曲。自身の夢を尋ねられた上白石は「ずっとアメリカに留学したいという目標があって、するならLAに行きたいと思っていた」と明かすと、すでにカリフォルニア州にある大学もいろいろ調べていることを紹介。そんなこともあり、本作鑑賞によってその夢はより大きく膨らんだようで、「絶対に行こう!」と笑顔を見せると、「ブロードウェイを観たり、LAでショーを観たり、(本作の)聖地巡礼したいです」と目を輝かせた。(取材/錦怜那)
映画『ラ・ラ・ランド』は全国公開中