“まいんちゃん”福原遥、高校の卒業式出れず プリキュア仲間の行動に大泣き
子ども向け料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の“まいんちゃん”として人気を集めた女優の福原遥（18）が、18日に都内で行われた『映画プリキュアドリームスターズ！』初日舞台あいさつで、「わたくしごとですが……」と高校を卒業したことを報告。しかしこの日が高校の卒業式のため、式には出られなかったことを明かすと、共演者らが代わりの“卒業式”を開催してくれたエピソードをうれしそうに語った。
『プリキュア』シリーズの劇場版第22弾となる本作では、美しいものを奪い去る鴉天狗に挑むプリキュアたちの戦いの行方、その中で育まれる友情を描く。この日は声優を務めた美山加恋、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子とゲスト声優で主題歌も担当している木村佳乃がソメイヨシノの飾られた壇上に和服姿で登壇。
福原は「アフレコしているときから泣きそうになるくらい、本当にステキな作品だなって思いました」と本作をあらためて絶賛すると、「今日高校を卒業しました」と自身の高校卒業も発表。「今日が卒業式だったんですけど、プリキュアに来ちゃいました。でも、こないだのアフレコの時に『卒業式に出られない』って言ったら皆さんがペンライトを振ってくれて卒業式をしてくれて……」としみじみ。「大泣きしてしまいました。わたしも頑張る人をミラクルサクライト（入場者プレゼントで配布されているプリキュア仕様のケミカルライト）で応援できるような存在になりたい」と共演者に感謝の気持ちを述べた。
主人公・キュアホイップの声を担当した美山は「いろんなアニメ作品が公開になりますがこの作品がその中でも一番星だと思います。そう胸を張って言えます」と本作をアピール。アフレコではプリキュア声優の先輩たちとの共演を楽しんだといい、「すごく緊張しました。『魔法つかいプリキュア！』の最後の方で先輩たちとは一度共演させてもらって、そこで高橋李依さんにいろいろアドバイスをもらったんです。だから気合いが入ったまま今回のアフレコ。楽しかったです」と話していた。（取材・文：名鹿祥史）
『映画プリキュアドリームスターズ！』は公開中