原作はもう14年前!?「妖怪アパート」がテレビアニメ化

故・香月日輪さんが2003年に発表したライトノベルを基とした漫画「妖怪アパートの幽雅な日常」(漫画・深山和香)のテレビアニメ化が決定。7月より放送を開始することが発表された。
香月さんが手掛けた原作小説は、2003年に第1巻が講談社YA!ENTERTAINMENTにて児童文学として発表され、2004年第51回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞した全10巻のヒット作。「YA!」作品ということで、14年前に学校の図書館などを利用した際に見かけた人も多いかもしれない。主人公は、両親を亡くし高校入学を機に、一人暮らしを決意した青年・稲葉夕士。だが彼が住むことに決めた格安の下宿先は、妖怪・幽霊・人間が入り混じる奇妙な「妖怪アパート」だった! というもの。
今回のアニメ版は、深山がビジュアル化した漫画版を映像化。そのため、主人公の夕士たちの姿は漫画版に沿ったものになっているようだ。深山は今回のアニメ化に「おかげさまでTVアニメ化決定いたしました。これまでいろいろな形での応援をいただいておりましたが、それが支えとなってこのたびめでたく現実になったと思います。本当にありがとうございます」と喜び。また「まだ内容については何も言えないのがもどかしいですが、ぜひ期待して続報をお待ちください。コミックの方もこれからますます精進して描いてゆきます」と続けている。(編集部・井本早紀)