小栗旬、西島秀俊に「アンパンマンみたいでチャーミング」
俳優の小栗旬と西島秀俊が5日、都内で行われたドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」の制作発表会見に出席。2人は民放の連ドラでは初共演となるが、互いの弱点として“のめり込みやすい性格”を挙げると、現場では「どちらが作品を愛しているか」で競い合うこともあるというエピソードを披露した。会見には田中哲司、野間口徹、新木優子、長塚京三も登壇した。
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本作は、直木賞作家・金城一紀が原案・脚本を手掛けたアクションエンターテインメント。5年前から「小栗を主演に」と構想を練り、緻密な設定と情報を元に、危機的状況下に置かれた公安機動捜査隊特捜班が規格外の敵と対峙する姿を一話完結型で展開していくストーリー。
先日、フランスのカンヌで行われた世界最大の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」で、本作を引っさげてレッドカーペットに登場した西島は「本当に注目度が高く、記者の人からもたくさん質問されました。バイヤーの人がほとんどで、試写もつまらなければすぐ出て行ってしまうと聞いていたのですが、この作品には時間が経つにつれてどんどん人が増えてきたんです」と興奮気味に現場での様子を語る。
そんな西島に小栗は「本来なら自分が行かなくてはいけないのですが、豊洲の端っこで1日2回公演(劇団☆新感線『髑髏城の七人』の舞台)をやっているので、西島さんに行っていただき感謝しています」と述べていたが「一度、テレビ電話でカンヌにいる西島さんと話をさせていただいたのですが、そのとき白ワインを飲んでいたのをみて『ムムッ』って思いました」と発言し、会場を沸かせた。
互いの印象を聞かれると、小栗は「西島さんはストイックで野武士のようなイメージだったのですが、とてもナチュラルで、現場ではいつも楽しそうに笑っている。でも糖分が体からなくなると弱くなるのが、顔が濡れるとダメになるアンパンマンみたいでチャーミング」と述べると、西島は「僕はイメージどおりでした。年下ですがいろいろなものを背負って現場にいる。僕は基本的には心にドアをしているタイプなのですが、彼はグイグイと入ってくるんです。今では弟みたいに感じています」と小栗の印象を語っていた。(磯部正和)
連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は4月11日より毎週火曜午後9時~9時54分、カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)