『トゥームレイダー』新生ララ・クロフトで復活!2018年日本上陸
アンジェリーナ・ジョリー主演で大ヒットゲームを実写化した人気シリーズが新たなキャストを迎え、『トゥームレイダー(原題) / Tomb Raider』として復活、2018年の日本公開決定と共に、オスカー女優アリシア・ヴィキャンデルが演じる主人公ララ・クロフトの姿が公開された。
高い運動能力と知能を備えた冒険家にして、ゲーム界を代表するヒロイン、ララ・クロフトの活躍を描く本作。2001年に初めて実写映画化されると本国アメリカで大ヒットを飛ばし、主演のアンジェリーナを一躍トップスターの座に押し上げた。2003年には続編も製作されている。
今回、新たなララ・クロフト役に抜てきされたのは、映画『リリーのすべて』(2015)で、かつてのアンジェリーナ(1999年・『17歳のカルテ』)と同じく、アカデミー賞助演女優賞を受賞し、『エクス・マキナ』のロボット役でも話題を呼んだアリシア。トレードマークのタンクトップはそのままだが、泥だらけで荒野にたたずむアリシアふんするララは、セクシーなだけではない、より現代的な女性像を体現していることを予感させる。
さらに本作のララは、熟練の冒険家ではなく、人生の目的も夢中になれるものも見つからず、バイク便のライダーとして働きながらギリギリの生活を送っている21歳の大学生という設定。10代になるかならないかで失踪した冒険家の父親の死の真相を解明しようと、日本の沖にあるという神話上の島を目指すといい、2013年に全ての設定をリブートして発売されたゲーム版が基になっているようだ。
メガホンを取ったのは、大規模な岩山崩落による巨大津波の恐怖を描いたノルウェーのディザスター映画『THE WAVE/ザ・ウェイブ』を手掛けたローアル・ユートハウグ監督。撮影は現在、南アフリカとイギリスで行われている。新たなララの活躍はもちろん、劇中で重要な役割を果たすことになりそうな日本文化の描写にも注目の一本だ。(編集部・入倉功一)
映画『トゥームレイダー(原題) / Tomb Raider』は2018年日本公開