中川大志『パイレーツ』声優に決定 初ハリウッド吹き替え
人気急上昇中のイケメン俳優・中川大志(18)が、人気シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(7月1日より全国公開)で、女優の栗山千明(32)と共に日本語吹き替え声優を務めることが明らかになった。中川はこれがハリウッド映画の吹き替え初挑戦となる。
本作はジョニー・デップが孤高の海賊ジャック・スパロウを演じる、ディズニーの大ヒットシリーズ第5弾。二人が演じるのは今回新たに加わる注目キャラクターで、栗山は物語の鍵を握る美しい女性天文学者カリーナ(カヤ・スコデラリオ)、中川は久しぶりにシリーズに復帰するオーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーの息子ヘンリー・ターナー(ブレントン・スウェイツ)の声を務める。
中川といえば大ヒットドラマ「家政婦のミタ」の長男役で注目を浴び、昨年はNHKの大河ドラマ「真田丸」にも出演。今年に入ってからすでに『きょうのキラ君』『ReLIFE リライフ』2本の主演映画が公開されるなど大ブレイク中。一方、栗山はハリウッド作品の出演経験を持ち、『エクスペンダブルズ2』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』でも吹き替えに挑戦済み。
ディズニーの担当者は「多くのファンを持つパイレーツの世界観を何よりも大切にしたい」と考えていたといい、「内面だけではなく外見的にも新キャラクターの魅力を体現できる方に演じていただきたいと思いました。見事その理想を叶えるお二人にお願いすることができました。お二人とも大のパイレーツファンということも伺い、本当に嬉しく思っております」と二人の起用理由を説明する。
中川は「移動中にマネージャーさんから聞いて、嬉しくて1回席を立ち上がりました! 大好きな作品に、こんな形で参加させていただくなんて夢にも思っていなくて本当に嬉しかったです」と興奮気味で、「声だけで、全身の動きや息遣い、エネルギーを表現しなければならないので、普段のお仕事とは全く違う感覚で勉強になりましたし、楽しかったです」とアフレコを振り返った。
栗山も「素直に嬉しい! と思いました。これだけ大作で、皆が大好きなパイレーツ作品が、自分に務まるのかという不安もありましたが、楽しんでやり遂げることができればよいと思いました」と喜びをあらわにし、「男勝りな性格で、とても自立した大人な女性。女性から見て憧れるような女性像になればいいなと思って力強く演じました」と語っている。(編集部・中山雄一朗)