「デッドプール」アニメシリーズ化も決定!
マーベルコミックスの「デッドプール」といえば、ライアン・レイノルズ主演で映画化され大ヒットを飛ばしたことが記憶に新しいが、このたびアニメシリーズ化されることも明らかになった。米FX局が発表している。
過激な暴力と下品なジョークに加え、“第四の壁”(フィクションと現実との境界)を突破して、ファンに語りかけてくることで人気のデッドプール。FX局は同コミックスを原作に、10エピソードから成る大人向けアニメシリーズを製作することを明かした。同アニメシリーズは2018年放送予定で、『オデッセイ』やテレビドラマ「アトランタ(原題) / Atlanta」などの俳優ドナルド・グローヴァーが、弟ステファンとともに、製作・脚本を担当するという。
ドナルドは、『スパイダーマン:ホームカミング』(日本公開8月11日)に出演するほか、『スター・ウォーズ』シリーズの若きハン・ソロを描くスピンオフ映画(全米公開2018年5月25日)で悪友ランド・カルリジアン役、ディズニーの名作アニメ映画『ライオン・キング』を実写化する作品(全米公開2019年)で主人公シンバ役に抜てきされている注目株。本アニメシリーズにも携わることで、ますます多忙を極めることになりそうだ。
一方、ライアン主演の映画版も続編が決定しており、前作監督のティム・ミラーが降板するなど一騒動あったものの、『ジョン・ウィック』の共同監督デヴィッド・リーチが代わりにメガホンを取ることになり、撮影は6月にも開始される予定だという。『ボーダーライン』などのジョシュ・ブローリンがケーブル役、「アトランタ(原題)」のザジ・ビーツがドミノ役として新キャストに名を連ねている。待望の同続編は2018年6月1日全米公開となっており、新たなアニメシリーズの放送予定と合わせて、2018年はデッドプールイヤーとなりそうだ。(編集部・石神恵美子)